人妻風俗嬢のひとりごと

人妻であり、母親であり、風俗嬢であり。

人妻店において、良いお客様・悪いお客様とは……の話

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数年前、いろいろあって、離婚したくてたまらなくなっていた。

夫の借金、浮気、暴力。

完全に役満。超高配当で上がれるやつ。

 

離婚したい。でも、まずお金がない。

両親は毒親なので頼れない。

じゃあ体で稼ぐか。

 

またもや

「そうだ、京都へ行こう」

くらいのノリで風俗で働くことを決意。

 

前回の

「そうだ、京都へ行こう」ノリのホテヘル勤務は

こちら 

berullyy.hatenablog.com

 

私は特にこれと言って資格はない。

子どもは小さい。

お金はないが早急に離婚したい。

風俗で働く以外選択肢がなかった。

でも普通は「お金がないから風俗で働こう」とはならない

と後々気づいて、

そうか私は普通ではないのかって気づくんだけどw

 

年齢的に考えると「人妻店」か。

戸籍上は人妻だし。


便利な時代になったもので、

インターネットでいろいろと調べられた。

どうやってその店を選んだのかは忘れたが、

とある人妻店に連絡を取り、面接後に体験入店というかたちになった。

風俗の面接なんてどの店も同じで、体と感度のチェック。

以前の面接の話はこちら。

berullyy.hatenablog.com

 

面接をしてくれた店長から

「スタイルいいね。感度も良好」

というお褒めの言葉をいただき、体験入店へ。

 

そのときのいろいろなお客様の話はまた後日…

 

 

ということで、タイトルにもある

「良い客、悪い客」とは。


ここにある「良い客」とは嬢として接しやすい、

お仕事がしやすいお客様のこと。


「悪い客」とは嬢としてやりにくいお客様のこと。

一般的な良い人悪い人とは違います。


最低限の清潔感と思いやりはあって当然なので省きます。

また、人妻店と若い嬢のいる店舗では少し違うかと。

 

 

 

人妻店での良い客とは

・そこそこのおっさん(40代から60代くらい)

後にも書くんですが、若い人ってやりにくいですよね。

風俗なんて来なくても女に困ってないやん…

っていうイケメンだと最強にやりにくい。

それにくらべておっさんは年齢的にも話が合うし、

奥さんとご無沙汰の人がほとんどだから、すごく喜んでくれる。

そして、お金に余裕があるのか差し入れ率が高い。

 

 

・そこそこの早漏

あまりに早漏すぎたら

「時間内に何度もイかせてくれ」となるからしんどい。

遅漏に関しては言わずもがな。

「早くイってくれ、しんどいねん」しかありません。

 

とにかく、これプラス清潔感と最低限の優しさがあれば嬢としてはお金をいただいてるしお仕事として頑張ります。

 

 

 

気をつけてほしいのは、こちら

 

人妻店での悪い客とは

 

・若いイケメン

「悪い」というより、「苦手」です。

これは嬢みんなが言っていたので、そう思ってる嬢が多いかも。

お金払って風俗なんて来なくても

プライベートで女に困らないでしよ?が総意。

また若くてイケメンって変に自信があるのか、

イキってたりすると「お前何しに来たんや…」となる。

 

 

・手マンが強い人

嬢の体は商売道具。

そして、指や下半身を差し込む場所は人間の内臓。

ガシガシやるな。

AVの手マンはフィクションだと思え。

お仕事後、下着にうっすら血がついてた…

なんてことはよくあることなんだけど、

どう考えてもよくあったらダメなやつ。

 

 

・「入れて欲しいんだろ?」的なことを言う人

ここで言う風俗はソープではなく、ヘルス。

ヘルスは挿入禁止。説明受けたでしょ?

「なんぼ払ったら入れさせてくれる?」

アホか。

それで本番しちゃう子もいるにはいるからね…。

ちなみに関西にはソープはありません。

例の有名な飛田新地は【料亭】です。

 



・説教する人、風俗嬢を見下してる人

嬢も人間です。

言われたら傷つくこともたくさんあります。

バカにしながらも、抜いてもらうんでしょ?

 

 

 

・プライベートで会おうとする人

こっちは仕事だからお前と会ってんねんアホか。

金のやりとりがないと、お前なんかと目も合わせへんわ。

 

 

 

あとは人間性の問題ですかね。

普通にお金払ってルールに乗っ取って

気持ち良くなってくれたらいいだけです。

 

人妻店で私は特にイヤなお客さんと当たったことはなかったけど、

お客さん自身も嬢に嫌われたくない、

楽しく遊びたいって思いもあるのか

最低限の清潔感のある良識のある方が多かった印象です。


それも人妻店だったから、

客層が金銭的に余裕のある年配の方が多かったからなのか…。


個性的な人はたくさんいたけど。

またそれは、別の機会にでも。

 

 

 

 

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「ちょうどいいブスはモテる」という独断と偏見にまみれた話

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これを読んでいるあなたが女性だとして、

今狙っている男性を含む友達何人かで遊びに行く計画があるとします。


その時に連れて行ってはいけない女友達は

 

 

 

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↑この子(例 佐々木希) ではなくて、

 

 

 

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 ↑この子(例 相席スタート ケイちゃん)や、

 

 

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↑この子(例 パーパーあいなぷぅ) です。

 

 

なぜかというと、こんな感じの子はめちゃくちゃモテるから。

 

これを男性が読んでるとしたら

「あぁ、そうだなー」

ってなんとなく納得してもらえたら嬉しいです。

 

 

佐々木希はほんとお人形みたいでめちゃくちゃかわいいし、

私の中での「なりたい顔ランキング」では何年も前から不動のトップ。


一般人の中で佐々木希レベルの美女を探すのはなかなか難しいだろうけど、

もし顔面レベルが彼女に近い友達がいたとして、

そして好きな人を含む男女混合グループで一緒に遊びに行くことになっても

安心して大丈夫じゃなかろうか。

(異論は認める)


それよりも男どもが食いつくのは、

相席スタートのケイちゃんやパーパーあいなぷぅレベルの子ではないか。

(異論は超認める)


高嶺の花ではない、

ノリがいい、

なにより、なんかヤレそう。

「オレでもいける」感があるんですよね。



こういうタイプの子を男女混合グループで遊びに行かせたら、

すぐ彼氏作って帰ってきますからね。


狙ってる男性も

「ケイちゃん、かわいいな。好き」

とか言い出して地獄を味わいます。


そして意外となかなかえっちさせてもらえなかったりして

「身が固い」とか思われるのもこのタイプ。


実は経験人数は美人より多かったりするのに。

完全に偏見です。

 

 

かくいう私も「ちょうどいいブス」やらせてもらってて。

 

20代のときに友達から

「あんた、たいして美人じゃないのに彼氏途切れないよね」

って言われたのは良い思い出。

うるせぇ、大きなお世話や。



コロナ禍になってなかなか行けてないけど、

たまに、高校のときに【学年イチ美人】と言われていた女友達と飲みに行くんですね。

その友達は白石麻衣ちゃんを想像してください。似てるから。

彼女、そりゃあ色白儚げ美人で。

でもその白石麻衣似の友達と飲みに行っても

声かけられるのは私の方。

最初は「白石麻衣似に声かけられないから私に声かけてきたな」

と思うんだけど、まぁ違う。


最終的には「君の顔が好き」とか言い出すから頭おかしい。

白石麻衣似の方が美人に決まってる。

 

結局のとこ、

男の人ってノリがよくて美人すぎない方が

気負いせずに付き合いやすいのではないか、と。

 

でもこれは一般人レベルの話で、

芸能人の結婚相手の「IT企業社長」とかは

トロフィーワイフを求めている場合が多いので当てはまりません。

完全に独断と偏見なので異論は超認めます。

 

 

 

 

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風俗嬢は長子が多いという独断と偏見にまみれた話

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長子(ちょうし)とは、最初に生まれた子。

 

 

 

 

私が風俗業界に足を踏み入れたのは離婚問題でいろいろあったこともあるけど、

(そのあたりはまたいつか書くかもしれません)

単純に短時間で稼げる、自由出勤、

なによりセックス大好きだったからチンコ舐めてお金もらえるなんてラッキー!だった。

この業界で働くにつれて、男大嫌い、セックス大嫌いになるんですがw

 

よく「自分を大事に」とか言われるけど、

なぜ風俗嬢が自分を大切にしてないと言われるのか今でもわからない。


痛いことはしてないし、されてない。

そうされる可能性が高いことは認めるけど。

 

人妻店に入店して数ヶ月。

待機室でほかの嬢とお話する機会も増えて、

中にはプライベートな話をする仲になった子も。


ちなみに、嬢同士の連絡先の交換は禁止されていました。

引き抜きとかもあるからかな?

実のところ、普通に連絡先交換してプライベートで遊びに行くこともあったけど。

 

その中で気づいたのは、長女(長子)の多いこと。

もちろんそうじゃない子もいたんだけど。

私も例に漏れず長女であり長子。

 

ここからは私の勝手な推測なんですが。

「お姉ちゃんなんだからガマンしなさい」と言われて育ったため、

ガマンすることが日常化。

誰かに助けを求めたり頼ることが苦手。

例えばシングルマザーで子どもを育てないといけない状況でも、

親を頼ることはできない。

じゃあ自分で稼ぐしかない。

それくらいの年齢の女性が手っ取り早く稼げるのは風俗。

もちろん、風俗のお客様にはイヤな人はいる。

最強のスキンシップをしないといけない職業だから、

イヤな人とも肌を合わせないといけない。

でも、ガマンすることに慣れてるから、仕方ないと納得する。

つーか、もう諭吉にしか見えないからクソ客でもガマンできる。

 

風俗って、ある意味自傷行為だと思ってるんです。

好きではない人と体を合わせるってやっぱりイヤなことで

でもそういう仕事をしてる自分が落ち着くって感じることもある。

 

予約が入らない、自分が呼ばれないときは

私って必要とされてないんだなって人格否定されたくらいの気持ちになる。

 

でもこの仕事から離れられない。

出戻り率も高い。

私も何度もこの業界に出戻ってます。

ここなら自分を必要としてくれる人がいることを知ってしまったから。

私自身というより、私の体を求めてって表現のほうが正しいのだけど

親からも必要とされていなかった自分を求めてくれる人がいる。

この業界で働く女の子の親が毒親率が高いのも頷ける。

私もそうだから。

 

 

ほんと個人的な意見なんですが、

お兄ちゃんお姉ちゃんがいる子って羨ましいくらいの甘え上手。


反対に私なんて、いろいろ助けてあげなきゃ!と思ってしまうタイプ。

書いてて思ったけど、あぁ、これがダメンズウォーカーってやつだな。

ダメ男製造機。

 

話が逸れたけど、あなたの周りに長子がいたら優しくしてあげてください。

「お姉ちゃんなんだからガマンしなさい」

って言われて育ってる可能性がすこぶる高いので。

 

 

 

 

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ホテヘル嬢の職業病?の話

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ホテヘル嬢の業界あるあるネタはズバリ

ヒザが痛くなる!

 

なぜかと言うと、膝立ちになる機会がとてつもなく多いから。

もう、膝が足の裏なんじゃないかってくらいの膝立ち。


その日の3人目のお客さんあたりから、もう膝使いすぎて真っ赤。

 

風俗に行ったことのあるあなた、思い出してみて。
女の子、よく膝立ちしてないですか?

 

お風呂でローションをお湯と混ぜてるときもガッツリ膝立ち。

浴室で女の子を膝立ちにさせてモノを舐めさせたことはありますか?

お風呂のタイルって完全に石。


ベッドであなたのものを舐めてるときも

膝立ち率高い。

 

ほぼほぼ、これ。
まぁ仕事ですからね……。

そして毎回お風呂にはいるから、もうカッサカサの真っ赤。

嬢は顔や髪だけじゃなく、体のケアもがんばってるんです。
優しくしてあげてね。

 

私が昔ホテヘルをやってたことを知っている、

元昼職の同僚(ホテヘル大好き男)に

「膝がカサカサになるんだよねー痛いし」

って言ったら、

「え、そうなん?なんで?」

って言われたので、男って知らないんだ……と初めて知って

今回こんなことを書いてみました。

 

男性にはあまり知られてない風俗嬢あるあるでした。

 

 

 

 

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復活してほしい風俗雑誌の話。

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今週のお題「復活してほしいもの」

 

初めてお題に沿って投稿してみます。

 

私が復活してほしいものは、風俗案内の雑誌。

いや、今もあるのかもしれないけど……。

風俗業界で働いている私がそのような雑誌の存在を知らないのだから

利用する男性側はもっと知らないのでは??

というか、本屋さんガンガン潰れてるし。

コンビニでは見かけないかも。

 

私は一度風俗雑誌に載ったことがあって

(前回の記事参照)

まぁ載ってからわりとすぐ辞めてしまったので

反響があったかどうかもよくわからないんだけど。

 

今働いている新地はホームページなんか存在してなくて

昔の遊郭のように顔見世でやってるけど

ヘルスやソープは当たり前のようにホームページがあって

お気に入りの女の子の出勤時間を調べて

ネット予約ができて。

女の子の写メ日記なんかも読める。

 

でもネットができないお年寄りは?

 

今の新地はお年寄りのお客さんも多くて

閑散期の今なんかはすごく助かる部分もある。

 

新地は顔見世の場所だから雑誌に載るなんて絶対イヤだけど

顔バレOKのヘルスやソープの子たちは

雑誌からも集客できるんじゃないかな?と思ったり。

 

ネットに明るくない、ネット予約さえできない

お年寄りを相手にしたくないならいいんだけどw

 

なんていう一個人の考えでした。

 

 

 

 

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初めてのホテヘル勤務の話。

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前の記事に書いた、初めて風俗業界に触れてから数年後。

(前の記事はこちら)

 

berullyy.hatenablog.com

 

当時、彼氏(今の夫)はいたが独身だった。

 

平日は普通に昼の職に就いていたものの、土日はヒマを持て余していた。
じゃあ、家でゴロゴロしてるよりお金になることをしよう。
風俗で働くか。

「そうだ、京都へ行こう」
くらいのノリで、再び風俗業界の扉を叩いた。

その前に某大手化粧品会社の美容部員をしていたのだが、もう仕事で女と関わるのは懲り懲りだった。

 

その話もいずれ書くかもしれません。

化粧品の美容部員、華やかな職場ですが

女の嫉妬や嫌がらせもありドロドロな職場ですよ、内情は。

 

ということで、待機場所が個室を選べるという点だけを重視してお店を選んだ。
もう20年近く前の話。
どうやって店を選んだか、何をしたか、さっぱり覚えていないのでなぜこの記事を書き出したのかもわからなくなってきた。
初風俗業務なのに何も覚えてないって私の脳みそサイズ、梅干しくらいしかないんじゃないか。

ただ一つ覚えているのは、手ブラで某風俗雑誌の1面に載ったこと。
もちろん顔モザイクなしで。

 

当時はホームページよりも雑誌の方がまだまだ主力で

1面に載るということはなかなかのビッグチャンスだった。

 

「手ブラ」というのは、そのまま字の如く、「手をブラジャーにする」こと。
手でおっぱいを隠すことですね。

地元も遠い、知り合いなんてほとんどいない、都会だし、風俗雑誌なんて見る人限られるだろう
という怖いもの知らずさ。

でも、可愛くヘアメイクしてもらって嬉しかったなー。
あの雑誌、買っておけばよかったな。

ちなみに、雑誌に載ったからと言って、それだけで給料はもらえません。
雑誌に載ったら指名がくるので、結果売り上げが上がり給料が増える。

仕事内容は全く覚えてないけど、雑誌に載ったのは良い経験でした。

私の本気の風俗業務は、そのまた数年後の人妻店になる。

 

 

 

 

 

 

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風俗で働こうと思ったらオーナーの彼女になった話

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先日書いた、デリヘルで働こうとしたけどオーナーの彼女になったから

結局そのときは働かないことになった話。

↓先日の記事

berullyy.hatenablog.com

私が初めて風俗業界に触れたのは18歳のときだった。
高校を卒業し、進学のためという名目で両親から逃げるように地元から関西に出てきた。
実家には元から私の居場所なんてなかった。

 

初めての一人暮らしのマンション。
私には精神的ネグレクトをかましていた両親だが、お金はあったのでそこそこのマンションを借りてくれていた。
むしろ両親からは、金払うから出ていってくれと言われ続けていたのでお互いwin-winだった。

 

そのマンションの郵便受けに入っていたチラシ。
当時の人気歌手の顔写真(今では完璧アウトだろう)と、エッチな文言。
デリバリーヘルス、通称デリヘルのチラシ。
前述の通りお金には困ってなかったが、ヒマはあった。
そして、ここは狭い地元ではない。
知り合いとエンカウントする確率はほぼゼロだろう。
デリヘルとは「えっちなことをする」という知識しかなかった私だが、

とりあえず「女の子募集!」と書かれた電話番号に電話をしてみた。
早速面接の日取りが決まり、オーナーが最寄駅まで迎えにきた。

 

面接はラブホテルでするらしい。
田舎から出てきた10代の私は、何も知らなかったけど怖いもの知らずではあった。
ホテルにつくと、仕事内容の説明と文字通り体を使っての面接があった。

 

ご存知の方も多いかと思うが、

デリヘルというのはお客様ご所望の場所に出向いて「抜く」サービス。
場所はホテルか自宅。
「抜く」のは手かお口。
本番サービスはナシ。というテイ。
本番やったらお店から怖いお兄さんが派遣されることもあるし、

女の子もクビになる。はず。

 

あと、これは店によって違うかもしれないけど、

常時ドライバーの男性と接続してあるトランシーバー的なものを持たされる。
「恥ずかしいかもしれないけど、

初対面の男の人と二人きりになって何かあったときにすぐに店のスタッフが駆けつけられるようにするためだからね」と。

仕事内容は、要するにセックスの挿入以外のことは全てする。
まぁそれってセックスというかはわからないけど。

あとになって聞いた話だと、その文字通り「体を使っての面接」とは、女の子の体型、感度、サービスの良し悪しを見るためのものらしい。

あとはタトゥーとかリストカットの痕がないか、とか。

 

私も文字通りの体の面接を受け、挿入以外のことをやった。
初対面の人とそういうことをすることは初めてだったけど全く抵抗はなかったし、

むしろお金になる「仕事」だと思えた。

 

一通り終わって、一息ついたとき。
面接をしたオーナーが
「こんな仕事やめとき。俺の彼女になって」と。

はぁ?

もう言ってることがむちゃくちゃすぎて、頭の中がハテナでいっぱいになった。

 

顔と体型が好み→愛想いいぞ→サービス上手→客に与えるのもったいない!思想になったらしく。
結局私は「わかりました」と彼と付き合うことになる。
当時20代後半の彼。
18の女の子からしたら大人の余裕があってお金もあって。
しばらくしたら別れることにはなるんだけど、

それなりに楽しい時間を過ごすことができました。


仕事の話は全くしてくれなかったので、デリヘルのオーナー側の話は全く知らないままになってしまったのはもったいなかったな。

本格的に風俗で働くことになるのは、その何年か後の話。

 

 

 

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